健常児が羨ましい 2歳息子は自閉症

ママの気持ち

こんにちは、自閉症児ママのマーコです。

2歳息子そうちゃんの自閉症診断を受けて、自閉症でない子が羨ましくて、羨ましくて。。。。今もなお、その気持ちは継続中です。。。そんな自分も嫌です。自戒の念を込めて、その時の気持ちを書きました。

駅のホームで・・・

療育施設を探し、見学の帰り道で、サッカーボールを持った3人組の小学生低学年くらいの男の子達が電車を待っているのを見て、「そうちゃんはサッカーしないのかな。。。しないか、、コミュニケーション取れないし、この前療育のスタッフに体幹が弱いと言われたし。。。そもそも普通の小学校に行けるかもわからないし。。。お友達もできないかもしれないし。。。じゃあ、応援に行ったり、そのお弁当を作ることもないのか。。。」と思ったら、”このまま私自身消えてしまいたい”そう思いました。でもさすがに、大好きなそうちゃんと一緒に消えることはできないな。駅員さんに、そうちゃん預けたら、おかしいよな。(その際、臨月の妊婦だった私は)お腹の子も自閉症の可能性もあるし。。。お腹の子と一緒に消える?と、電車を待ちながら泣いている自分がいました。もちろん、そんな考えが一瞬頭をよぎっただけです。

夫もさすがに私が消えて、2人目がいてもいなくても、夫1人で子どもの面倒をみることはできないよな。新卒で長年勤めた会社の退職金ももらわなきゃ。なんなら失業手当ももらわなきゃだし。。まだ消えられないわ、私が消えるとしても、お金くらい残してあげたいし。。。と意外と冷静な自分もいました。

ママ友との関係をシャットアウト

自閉症の診断を受けて、自閉症診断前から入れていた予定もいろいろありましたが、近所のママ友からの誘いはすべて断りました。そうちゃんが自閉症だと気づかれたくない。。ママ友の子どもが健常児で羨ましい。。。とにかく今は誰にも会いたくない。そっとしておいて欲しいと思っていました。

友人の家で

ママ友との予定はすべて断りましたが、中学からの友人の予定は、なんとなく断れずにいました。その友人には、息子のちょうど1歳下の1歳の男の子がおり、その子がヨチヨチ歩きながら、私のところにオモチャを持ってきて、やさしく微笑んでくれました。”あーこの子は自閉症じゃないんだ。。羨ましい”そんな気持ちになってしまう自分も嫌で、悲しくて、やっぱり友人に会わなきゃよかったな、と思いました。

 

どんなに、「比べちゃいけない、そうちゃんは、そうちゃんだ」と思っても、時々押し寄せる”健常児が羨ましい病”に、今も、ずっと胸を痛めています。

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